スタッフレポート

健康寿命を脅かすロコモティブ・シンドロームについて勉強会で発表して

最近は年配者だけではなく、若い層まで骨や関節の衰えを見ることがある ようです。食生活の変化(欧米化)、子供の遊び方(外遊びの減少)や塾通いの増加による運動不足などが「ロコモ」や「メタボ」という現代病を作ったようで す。人は誰もが質の良い生活で寿命を全うしたいと望んでいるに違いありません。日頃か ら、食生活の管理や運動の継続を実行していく必要があると思われます。
介護施設に入居している高齢者は、ほとんどが「ロコモ」を患っていると言っても過言ではないようです。咀嚼機能は劣悪で、常に誤嚥性肺炎を起こす危険にさらされています。
よく噛んで食事をすることは、老化のスピードを遅らせます。咀嚼力は生命力そのものであるということから、私たち歯科からも「ロコモ」の予防に積極的にアプローチしていくことが課題だと考えられます。

衛生士 赤木

  2011/07/05   ふくだ歯科