スタッフレポート

ホスピタリティ・マインドについて勉強会で発表して

1.口腔内を見せるのが恥ずかしいと繰り返しいわれる43歳の患者さん

自分が患者さんの立場だったらと考えると、B美さんの例のように言われた場合、「そんなことわかっているのに・・・」と逆にイライラしてしまいそうな気が します。

「お口の中を見せるのは恥ずかしい」と思いながらも歯科に来院されているということは恥ずかしくてもちゃんとしたい!と前向きな気持ちを持って下 さっているのだと思います。

そういった患者さんの気持ちをくんで、A子さんのように心に響くような言葉がけができるようにしていきたいです。

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2.歯科治療に恐怖心がありひどく緊張している58歳の患者さん

歯科治療に対して恐怖心を強く持って来院される患者さんは多くいらっしゃいます。恐怖心の対象は患者さんによってそれぞれです。「過去にすごく痛い思いを した」とか「音が苦手」という方もいれば、「なんとなく雰囲気が怖い」という方もいらっしゃいました。

どうしてもまず「何故怖いのか」をききだすことが大 事なように思ってしまいがちですが、それよりも患者さんにリラックスした状態で安心して治療を受けてもらうにはどうしたらよいかを考えることが先決だと思 いました。B美さんのように強引にたたみかけるように質問したのでは患者さんの気持ちをくみとることができないと思います。

治療も回数を重ねてだんだんと 慣れてくるとほとんどの患者さんは随分とリラックスされてきます。まず、初診の印象からポジティブな対応を心がけ、信頼関係をスムーズに築けるようにして いきたいです。

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衛生士 西内  

 

  2011/07/04   ふくだ歯科