スタッフレポート

「ひとことじゃいえないモチベーション」を読んで

◆あなたはどんな歯科衛生士になりたいですか?

◆何か目標はありますか?

◆歯科衛生士であることを楽しいなと感じることがありますか?

このような質問に対して、あなたはどう答えますか?

 

歯周治療に携わる歯科衛生士自身のやる気も、歯周治療を成功に導くための重要なファクター(要因)

である。歯科衛生士のやる気がなければ歯周治療は失敗に終わるといっても過言ではない。

 

〈自らに問いかけてみる〉

自分らしく、充実した仕事をするためにはまず、“歯科衛生士としていかにありたいか”を自らに問いかけること

が必要である。

 

“人間には元来、こうありたい、こういう自分でいたい、という欲求がある”といわれている。

                   

“歯科衛生士としてこうありたい”という思いは潜在的に存在する。

 

歯科衛生士としての満足感や充実感を得るためには、その潜在的な思いを顕在化して、具体的な目標や

理想像にすることが必要である。

 

歯科衛生士としていかにありたいか

                   

一人の人間としていかにありたいか

どのような生き方をするのか

 

つまり“一人の人間としていかに生きるか”という本質的な問いかけに対しての答えを持っていなければ、

歯科衛生士としての目標や理想像を思い描くことは難しい。

 

改めて人間としての生き方を自らに深く問いかけ、そのうえで歯科衛生士としていかにありたいかの答え

を探していく。

 

〈目標に向かって行動してみる〉

歯科衛生士としていかにありたいか、歯科衛生士としての目標や理想像が見つかれば、その実現のために、

これから何をすべきなのかを考える。

 

“人間は過去からの経験の積み重ねによって作り上げられたものである”

                   

将来はこれからの経験の積み重ねによって作り上げることができる。

                   

こうありたい自分になるための経験を着実に積み重ねていけば、自分が思い描いたような自分になれる。

 

目標に向かって行動を起こすときには、その目標を常に意識していることが大切である。努力し、苦労する

ことが、自分を目指す自分になれるためだということを意識していれば、苦痛は楽しさや達成感、希望に

変わっていく。

 

【まとめ・感想】

“歯科衛生士としていかにありたいか”その答えは一人一人違います。10人の歯科衛生士がいれば、

10通りの答えがあるはずです。

私も「ひとことじゃいえないモチベーション」を読んでその答えを見つけようと考えましたが、まだはっきりとした

答えは見つかっていません。答えはすぐに見つからないかもしれませんが、今後多くの患者様と接し、

多くの経験を積み重ねていく中で、自分らしい私だけの答えを見つけていきたいと思います。

                                                  衛生士  関口 敦代

 

  2012/07/01   ふくだ歯科