スタッフレポート

深い歯周ポケットを示すサインはどこに?について勉強会で発表して

プロービングでは正確なポケット測定・炎症の 度合いの把握が求められます。初回の検査や前回から長期間あいての検査では、特に注意が必要です。実際にプローブを挿入する前にもレントゲンや歯肉の状態 などから予めある程度深い溝を予測した上で検査にのぞめるようにしていきたいです。

「歯肉の発赤・腫脹は必ずしも歯周ポケットの存在を示していない」と書 かれているように発赤・腫脹があるからといって絶対にディープポケットがあるのではありませんが、プローブ挿入時に出血や痛みをともなう可能性が高いこと を頭においた上で検査をするためにやはり歯肉の状態をしっかり肉眼でも確認しておく必要があると思いました。また、日々のSRPの際にもちょっとした歯肉 の状態の変化にいち早く気づけるような目を養っていきたいです。

今回の症例はかなりわかりやすく発赤・腫脹が見られましたが実際の臨床でわかりにくい症例 でも見落としのないようによく患者さんの口腔内を観察するよう心がけようと思います。 

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衛生士 西内

 

  2011/07/05   ふくだ歯科