DHとして自立するために
患者さんを知るー患者さんから知る
1.患者さんの何を知る?
問診票を見れば来院の主訴は書いてある。
口腔内を見れば痛そうな歯や歯肉の状態が見える。
年齢や職業はもちろん、保険証を見れば家族構成も分かります。
この上患者さんの何を知る必要があるのか?
↓
知る必要があるのは、疾病に対する情報だけではなく患者さんの気持ちや 疾病が起こった原因となる
患者さんの生活や環境であり患者さん自身である。
2.なぜ患者さんを知る必要があるのか?
患者さんに応じた治療を考えるには、患歯や歯周組織だけを見るのではなく 患者さんの気持ちや生活、
真の希望を聞き取り患者さん自身を知る必要がある。
3.誰が患者さんを知るのか?
私たち医療人が患者さんを知ると同時に患者さんが自分自身を知る事
「患者さんを知る」ということについての3つの観点
1 口腔内の状態を知る
2 患者さんを1人の人間として知る
3 患者さんの思いや気持ちを知る
1 口腔内の状態を知る
口腔内のどこ、にどのような問題が生じているのか情報を収集できる能力を 備える必要がある。
・口腔内を観察すること
・歯周ポッケトや動揺度の測定などの歯周組織の検査を行う
・口腔内写真やX線写真などから観察
・歯の状態、歯周組織の状態、咬合の状態、プラークコントロールの状態など
2 患者さんを1人の人間として知る
患者さんの口腔だけではなく、広い視点から知ることが大切である。
・患者さんを取り巻く環境や生活習慣
・行動週間
・全身的な健康状態 などにも視点を広げる。
3患者さんの思いや気持ちを知る
・患者さん自身が、口腔内の問題に対してどのように感じているのか
・治療に対してどのような希望を持っているのか
・どのような不安を感じているのか など
患者さんの話をよく聞き、思いや気持ちを知るということが大切。
【感想】
自分たちが見ていく患者さんたちには、1人1人口腔内の状態も生活環境も 考え方なども違います。
それぞれの患者さんを良く知ったうえでそれに合わせた太陽ができるよう 自分はまず検査等の練習、
患者さんとのコミュニケーションを 頑張っていきたいと思いました。
衛生士 加藤