スタッフレポート

「やる気を引き出す!ほめ言葉ハンドブック」を読んで

効果的なほめ方の秘訣

 六つの原則と四つの心がけ

 《原則1》事実を、細かく具体的にほめる

    漠然とした言葉でほめられるより、自分のどの部分がよいかを細かく具体的にほめられた

    ほうがうれしい。

    ・「君はすばらしい」→「今の対応の仕方、心がこもっている感じがした」

 《原則2》相手にあわせてほめる

    相手の性格や、置かれている立場・状況に応じたほめ方をする。

    ・相手の話を聴き、状況をよく見て、心で受け止める。←観察上手

 《原則3》タイミングよくほめる

    相手がよいことをした時、成果を上げた時に、すかさずほめる。

    ・普段からコミュニケーションをとり相手の細かい変化を見のがさない。

 《原則4》先手をとってほめる

    一方的にほめるだけでなく、互いに喜びを共有する←互いにほめあう。

    ・大切なのは、相手より先にほめる。←謙虚な人、調和を大切にする人。

 《原則5》心をこめてほめる

    飾らない言葉、シンプルな言い回しで言葉と声に気持ちを乗せて伝える。

    ・相手に対する感謝の気持ちを心をこめて一言、伝えることから始める。

 《原則6》おだてず媚びずにほめる

    「ほめる」には、相手の自発性や意欲を引き出し、組織自体をよりよく していくという

     ポジティブな効果が付随する。

    ・ほめた時に相手がつけあがってしまうのは、ほめているつもりでも、 おだてたり、

     媚びたりしているかもしれない。

 ほめ上手になるための四つの心がけ

  《心がけ1》ほめる要素を探す

     ・何をほめていいかわからない時は、「結果」よりも、努力している「プ ロセス」の段階、

      日常の業務にこそ、目を向けることも大切。

     ・その人の心に響く最適なほめ方、ほめ言葉は、ほめているうちにわか ってくる。相手の

      反応を見ながら、一人ひとりにあったほめ言葉を 見つけていくことが大切。

  《心がけ2》ほめ方のレパートリーを増やす

     ・ほめる際は、事実を具体的にほめることが基本。

     ・ほめる材料が見当たらない場合は相手の可能性にフォーカスしたり、 人によっては過去の

      栄光や武勇伝を聞いてあげることが、ほめる以 上の効果をあげる場合もある。 

  《心がけ3》力加減をコントロールする

     ・評価にあわせてほめ加減を調整する。

  《心がけ4》あきらめずに実践する

     ・今までやっていなかったことをはじめると、最初は違和感があるが、 途中で投げ出さず、

      新しい習慣になるまで続けていくことが大切。

【感想】

  ほめ上手になると得する理由には、理解されている実感を相手に与えられ、 相手の自己信頼や自信

  もアップし、モチベーションも上がるということです。そして、相手だけでなく、ほめる側の

  エネルギーも上がるということです。ほめることをあまり意識していなかったので、ほめることを

  心がけていきた いと思います。                       

                                     衛生士 赤木

  2015/05/13   ふくだ歯科
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